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ブログを立ち上げたいんだけど・・・
良いブログ名が思いつかない
いろいろ迷って決めきれない
ブログ制作で最初にするのがブログ名を付けること。
ところが「名前が決められない」ってブログあるあるなんです!
今回は、ブログのネーミングについてお悩みを解決します。
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この記事でわかること
成功ブロガー達の実践的なネーミングノウハウ
欲しいドメイン名やSNSアカウントが取得可能か確認する方法
ブログ名が重要な4つの理由
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ブログのネーミングは、オンライン上のアイデンティティの基礎を形成する重要な決定になります。
ブログ名が良ければ、読者に認知や記憶をしてもらいやすく(ブランディング)、SEOにも評価されやすいので、結果的にアクセスが集まりやすくなりライバルよりも優位に立つことができますよ。
時間をかける価値は充分にある作業です。子どもの名前を付けるときくらい一生懸命に考えてあげてくださいね。
以下にブログ名が重要な理由を説明します。
- ブランド認知:ブログ名は、ブランド認知を高めるための有効な手段です。簡潔で覚えやすいブログ名を選ぶことで、読者があなたのブログを覚え、再訪問する可能性が高まります。さらに、他のウェブサイトやソーシャルメディアでブログ名を使用することで、ブランド認知を強化することができます。
- キーワードの使用:ブログ名には、SEOに役立つキーワードを使用することができます。適切なキーワードを含むブログ名を選ぶことで、検索エンジンがブログのトピックを理解しやすくなります。また、キーワードがブログ名に含まれていることで、検索結果ページでの表示順位が上がる可能性があります。
- 記憶に残りやすい:覚えやすいブログ名は、他のウェブサイトからのリンクやソーシャルメディアでの共有を促進するために重要です。読者がブログ名を覚えやすい場合、リンクをクリックして再訪問する可能性が高くなります。また、ソーシャルメディア上で共有された場合、ブログ名が引用されやすくなり、他のユーザーがブログを見つけることができるようになります。
- 目的の明確化:ブログ名は、読者にブログの目的を明確に伝えることができます。適切なブログ名を選ぶことで、読者がブログの内容やテーマを理解しやすくなります。これにより、読者が興味を持ってブログを読む可能性が高くなります。
総じて、ブログ名は、SEOの観点から非常に重要な要素であることがわかります。適切なブログ名を選ぶことで、読者にブログを見つけやすくし、検索エンジンでの表示順位を上げることができます。
この記事では、成功ブロガー達が実践しているネーミングの秘訣を紹介します。
ブログ名の決め方のコツ11
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以下が、成功ブロガー達が実践しているブログ名の付け方のコツ10個です。
- 狙いたい検索キーワードを入れる
- リズムがよい名前にする
- ブログの内容を反映する
- ひらがなを使った名前にする
- シンプルで短い名前にする
- キャッチーな言葉を入れる
- 自分の名前・ニックネーム・ハンドル名を入れる
- ドメイン名と一致させる
- SNSのアカウント名にできるような名前にする
- ブログ名が被ってないかチェックする
- NGワードを使ってないかチェックをする
これらのすべてを同時に満たすブログ名はなかなか作れません。満たせなかった点はブログ作成段階で「キャッチフレーズ」や「カテゴリー名」など他の要素で補っていけば大丈夫ですよ。
それでは、10個のコツについて詳しく見ていきましょう。
コツ1:狙いたい検索キーワードを入れる
検索キーワードがブログ名に含まれることで、そのキーワードで検索された際に上位表示される可能性が高くなります。
読み手が知りたいことが検索キーワードになります。検索エンジンは読み手に価値のありそうなサイト情報を提示することにより、自分自身が価値の高い検索エンジンになろうとします。なので検索エンジンは検索キーワードとマッチした名前を持つブログがあれば優先的に表示するというわけです。
事例
- キャリアアップを目指す人向けブログ『キャリアアップラボ』
- 海外旅行情報を発信するブログ『ワールドトラベルガイド』
- ビジネスマン向けの仕事術を紹介するブログ『ビジネススキルアップナビ』
- 犬のしつけ方法について解説するブログ『犬しつけのプロ』
- ビジネス書の書評や要約を提供するブログ『ビジネス書の虎』
- ゲーム攻略やレビューを行うブログ『ゲームマスターズ』
コツ2:リズムがよい名前にする
ブログ名でリズムを大事にするというのは、読み手に印象に残りやすく、覚えやすいブログ名を作るということです。具体的には、以下のような方法があります。
事例
- 韻を踏む:『ラーメンランキング』『いつかはカナダ。』『ストレスレス』
- 繰り返しを使う:『さくさくサクセス』『パパパパッと作るレシピ』『ももももの木』
- 語呂がいい言葉使いを選ぶ:『ほっとする、おうちカフェ』『ふわふわ日和』『アスクル』
- 「濁音」「促音」「ん」を使う:『りんごんの旅行記』『ちょこりっちブログ』『マッキンリー山登頂記』
コツ3:ブログの内容を反映する
ブログの内容が何に関するものかがわかりやすいブログ名は、読者が興味を持ちやすくなります。また、検索エンジンでもジャンルに関連したキーワードで表示されやすくなります。
他のブログと同じような名前ではなく、自分の特徴や個性を表現できるブログ名は、ライバルと差別化できます。
事例
- 『旅するように暮らす。デジタルノマドライフ』
- 『猫と暮らす幸せ。猫カフェオーナー日記』
- 『節約生活で貯金1000万円達成!家計管理術とお得な情報』
- 『手作り大好き!DIYでオリジナル家具や雑貨を作ろう』
- 『ミニマリストの暮らし方。シンプルで豊かなライフスタイル』
コツ4:ひらがなを使った名前に
ひらがなは読み手に親しみやすく、読みやすい印象を与えます。また、力まない、カジュアルな雰囲気を醸し出してくれますね。
事例
- 『あんずいろ』
- 『ちょこりっちブログ』
- 『ゆめみがち。』
- 『きょうのごはん』
- 『もっと知りたくて。』
コツ5:シンプルで短い名前にする
ブログ名を短くすることにより、読み手が覚えやすくなる ⇒ 読み手が人に紹介しやすくなる ⇒ SNSで名前を認知されやすくなる ⇒ SEOで高く評価され上位に表示される という連鎖反応が期待できます。
あなたのブログ名が他のブログやSNSに記載されることをSEO用語でサイテーションと呼び、検索エンジンから高く評価されます。
事例
- 『ナガシカ』:Nagasikaさんの趣味や考え方などをまとめたブログ
- 『funfun』:ファッションや美容、ライフスタイルなどに関するブログ
- 『アメリカ生活。』:アメリカに住んでいる人の生活や文化、旅行情報などのブログ
- 『みかん箱。』:みかん農家の仕事や暮らし、みかんの栽培方法などのブログ
- 『XSERVER』:レンタルサーバーやWordPressなどに関するブログ
コツ6:キャッチーな言葉を入れる
キャッチーなフレーズを入れると、読み手のの興味や好奇心を引き検索結果から選んでもらいやすくなります。また、読み手の印象にも残りやすくなります。
事例
- 『あなたの人生を変える魔法の言葉』
- 『今日から始める幸せレシピ』
- 『ママでもできる!自宅で楽しく稼ぐ方法』
- 『世界一わかりやすい英語学習ブログ』
- 『夢を叶えるための3つのステップ』
コツ7:自分の名前・ニックネーム・ハンドル名を入れる
SNSなど他の媒体でも使用している名前をブログ名に入れることで、「シンプルで短い名前にする」ですでに書いたサイテーション効果が起きやすくなり、検索エンジンで上位表示されることが期待できます。
事例
- 『Tsuzuki Blog』
- 『ちょこりっちブログ』
- 『マナブログ』
- 『ゆりあんぬのお部屋』
- 『ねこまんま日記』
コツ8:ドメイン名と一致させる
ブログ名とドメイン名を一致させることで、URLからブログ名が分かるようになり、認知度やブランド力の向上が見込めます。
取得可能な空ドメインの調べ方はあとで詳しく説明します。
事例
- 『Tsuzuki Blog』 https://www.tsuzukiblog.org/
- 『ちょこりっちブログ』 https://chocorich.jp/
- 『マナブログ』 https://manablog.org/
- 『ゆりあんぬのお部屋』 http://yurianu.com/
- 『ねこまんま日記』 http://nekomanma-diary.com/
コツ9:SNSのアカウント名にできるような名前にする
SNSのアカウント名にできるような名前にすることで、「シンプルで短い名前にする」ですでに書いたサイテーション効果が起きやすくなり、検索エンジンで上位表示されることが期待できます。
SNSではアカウント名の被りがよく起こります。困った場合は「クラブ(club)」や「カフェ(cafe)」などを足すとユニークさを残しつつ問題をクリアできますよ。
取得可能な空アカウント名の調べ方はあとで詳しく説明します。
ここでは、当ブログで確保しているSNSアカウントを事例として示します。
事例
- Facebook 『chocorich.club / ちょこりっち』
- LINE 『ちょこりっち』
- Instagram『chocorich.club / ちょこりっち』
- Twitter 『@chocorich_club / ちょこりっち』
- YouTube 『@chocorich_club / ちょこりっち』
- TikTok『chocorich.club / ちょこりっち』
コツ10:ブログ名が被ってないかチェックする
個人でのんびりやっていく分にはブログ名が被ったままでも問題はないでしょう。 しかし、あなたはブログの収益化を目指しているはずですので、ブログ名は唯一無二であるべきです。
以下の2点を検索エンジンで検索して「丸被り」「似た名前がある」など状況を把握した上で、撤退してブログ名を変える/ブログ名を変えずに戦いを挑むか決定しましょう。被り具合に加えて相手の大きさ(有名企業・芸能人)も決定する上での需要なファクターになります。
事例
- ブログ名の被り具合
- ブログ名が「自分の名前・ニックネーム・ハンドル名」を含んでいる場合は、その名前の被り具合
当ブログのネーミングの際の状況を公開します。
まずは、ブログ名の被り具合チェック
当ブログの場合、「丸被り」のライバルの存在が明らかになりました。
調べてみると開設したての個人ブログでした。勝てる相手と踏んでブログ名を変えずに戦いを挑むことにしました。
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続いて、ニックネーム(ちょこりっち)での被り具合チェック
知名度が低すぎて「もしかして:チョコリッチ」という間違い扱いをされています。
大手のポイントサイト「ちょびリッチ」と「チョコレート系商品説明」の検索結果に埋もれてしまい、「ちょこりっち」が表示されたのはなんと9ページ目という悲惨ぶり。
心が折れてブログ名の変更に大きく傾きましたが、「丸被り」ではなく「似た名前がある」程度だということに気付き、こちらもブログ名を変えずに戦いを挑むことにしました。
頑張って知名度を上げ、「ちょこりっち」でも1ページ目に表示されることを目指していきます。
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コツ11:NGワードを使ってないかチェックする
NGワードを含んだブログ名は、ブログの成長を妨げるだけでデメリットしかありません。
以下のリストに従ってチェックし、当てはまる項目があればブログ名の案を見直しましょう。
事例
- 訴訟リスクのある名前: 著作権や商標権を侵害する名前や、差別的な言葉を含む名前など、訴訟リスクのある名前は避けるべきです。
- ネガティブな印象を与える名前 :ブログ名がネガティブな印象を与えると、読者に不快感を与え、ブログの成長を阻害する可能性があります。
- トレンドに左右される名前 :過去のトレンドに左右された名前は、時代遅れになり、ブログの成長を阻害する可能性があります。
- 専門用語や難しい言葉を使用した名前: 専門用語や難しい言葉を多用した名前は、読者が理解しにくく、敷居が高くなります。
独自ドメイン名とSNSアカウントを確保する
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ドメイン名の取得
「お名前.com」サイトを利用して欲しいドメインが取得可能か調べましょう。
下のカードをクリックして「お名前.com」へGO!
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ドメイン取得は最安値0円~|ドメイン取るならお名前.com
お名前.comは国内最大級のドメイン公式登録サービスです。ドメイン登録実績3500万件を超えました。人気の.com .net .jpドメインを含め630種類のドメインを取り扱っております。
www.onamae.com
開いたページに欲しい名前(ここでは、hogehoge-blog)を入れて[検索]ボタンを押します。
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すると欲しい名前の取得可否がトップレベルドメインごとに〇✕表示されます。
今回は、どのトップレベルドメインでも空いていそうですね。
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続いて、「CMAN」サイトを利用して欲しいドメインが本当に未使用か確認を取りましょう。詳しい説明は割愛しますが、この確認をしておけば技術的には完璧です。
下のカードをクリックして「CMAN」へGO!
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nslookup(dig)テスト【DNSサーバ接続確認】
サーバー管理者用の支援ページです。nslookupやdigを利用し管理中のDNSサーバーが外部から取得可能か確認できます。DNSの応答や問い合わせ結果を確認することができます。
www.cman.jp
開いたページにドメイン名(ここでは、hogehoge-blog.com)を入れて、[nslookup実行]ボタンを押すと確認結果が表示されます。
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確認結果画面で、[応答結果]欄に「指定されたドメイン名が見つかりません。」と表示されたら空ドメインです。
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実際に独自ドメインを取得するのは、レンタルサーバー契約時にしたほうがお得ですし、先々の管理も楽なので、「お名前.com」で契約してしまうのは推奨できません。ここではあくまでもドメイン名の取得可否を調べるだけに留めておきましょう。
レンタルサーバーでは、永年無料で使える独自ドメインを1個プレゼントするキャンペーンをやっていることが多いです。
SNSアカウントの取得
「Instant Username Search」サイトを利用して欲しいSNSアカウントが取得可能か調べましょう。
下のカードをクリックして「Instant Username Search」へGO!
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Instant Username Search
Instant Username Search checks out if your username is available on more than 100 social media sites ...
instantusername.com
開いたページに欲しい名前(ここでは、hogehoge.cafe)を入れると名前の取得可否がSNSサービスごとに「Available(利用できる)」/「Taken(取られている)」と表示されます。
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注意が必要なのは、「使用可能な|記号はピリオド(.)のみ」「使用可能な|記号はアンダースコア(_)のみ」「文字数は最大○○文字」などの命名ルールに反している場合も「Taken(取られている)」と表示され区別がつかないことです。
あと2,3サービスというところまできたら、各サービスの命名ルールを調べ、なぜ「Taken(取られている)」と表示されるのか理解した上で対策を考えましょう。
ブログ名の失敗事例

これまで示してきた11個のコツに反している、以下のようなブログ名はネーミングとして失敗だと言えるでしょう。
事例
- 『眞實の庭(しんじちのにわ)』:読みにくい漢字が使われている
- 『もう嫌だ』:ネガティブなイメージであり、読む気になれない
- 『Bist du hungrig(ビスト ドゥ フングリッヒ)』:発音しにくい外国語が入っている
- 『お金持ちになりたい人向けブログ』:キャッチーでもないのに長すぎる
- 『ベースボールマニア.com』:ドメイン名と一致していない
- 『たまには真面目に』:記事の信ぴょう性が低いイメージが付きまとう